あなたはどこまで知っている?クワガタの生態について

クワガタはカブトムシと並んで、日本ではとても有名な昆虫ですね。ですがクワガタの生態、どこに住んでいるか、何を食べているか、寿命は?など、色々と知らないことがあるのではないでしょうか。この記事では、そんなクワガタの生態について解説していきます。

まずクワガタは、タマゴから生まれて幼虫を経て更にサナギになり、そこから成虫になる昆虫です。専門的な言葉を使えば「完全変態」と呼ばれる種類ですね。成長段階によって姿形が変わるのは、昆虫の大きな特徴と言えます。

クワガタは夏に成虫となるのはご存じかも知れませんが、その際に朽ち木などにタマゴを生みます。それで翌年の夏に成虫になるの?と聞かれるとそうでもなく、1~3年ほど朽ち木の中で幼虫として過ごします。過ごす期間はクワガタの種類は勿論、気候や食べ物にも影響されるので一口に言えないのが難しい所ですね。

ですが、サナギとなるのは決まって7~8月あたりです。そこからひと月程度で成虫となり、一冬をその場で越すのです。サナギの部屋なので蛹室(ようしつ)と呼ばれています。

そうして夏になると、やっと地上に出てきます。タマゴから実に2~3年後、そう考えるとクワガタの努力はすさまじいものがありますね。

そうして繁殖を行って、夏の終わりごろに寿命を迎えますが、一部のクワガタ(オオクワガタな、コクワガタ、ヒラタクワガタなど)は越冬することも。特にオオクワガタは7年生きたという報告も!環境によるところも大きいみたいですね。

環境と言えば、ほぼ全てのクワガタは朽ち木などのある森や雑木林などに住んでいます。近所にそういった場所があれば、以外と見つかるかも知れませんね。

適温も、やはりクワガタによって異なってきます。例えば国内ですと、比較的高い場所に住むミヤマクワガタやアカアシクワガタなどは16~25度が適温ですが、それ以外のクワガタでしたら23~30度あたりが適温です。住んでいる環境の温度がベストというのは間違いなさそうですね。

食べるものは、さすがにお店などに売っている昆虫用ゼリーというものは自然界には存在しません。野生のクワガタは、主に樹液を摂取して生活しています。ですが、産卵期のメスはオスを食べたりすることも…。本能で、もっと栄養を欲しているのかもしれませんね。

余談ですが、クワガタを飼育する際はスイカやキュウリなどを与えるのは水分が多すぎてクワガタが下痢をする為、あまり良くないとされています。完全にダメ!というわけではないですが、長生きや健康な飼育を目指す際にはご注意ください。

いかがでしたでしょうか。知っているようで知らなかったクワガタの生態。クワガタの飼育にチャレンジしてみたり、森などでクワガタ探しをする際にもお役立て頂ければ幸いです。 

クワガタを捕ろう!あなたにもできる、クワガタ捕りの全て

クワガタが欲しいなら専門店や大型のペットショップなどへ!そう考えるのが現代では効率的です。ですが、そういったお店があまりない昔では、実際に山などで捕ってくるのが当たり前でした。

今は山も削られて森も少なくなって、クワガタなんて捕れないんじゃないかな…。そう思っていませんか?実は現代でも、探せばクワガタが見つかります。勿論捕ることだって可能です!今回は、そんなクワガタを捕まえる方法を紹介させて頂きます。

まず、クワガタの住む場所は幼虫やサナギの場合は枯れ木の中、成虫は成り立ての場合は木の中に住むこともありますが、基本的には木の上になります。

また、クワガタが好む木には種類があり、最も好まれるのはクヌギ、次いでコナラやナラとされています。クヌギは最大で20メートル程度の木で、縦に割れ目のできている暗い灰褐色をした木です。

コナラも暗い灰褐色の樹皮を持つ木ですが、こちらは高さが最大で15メートル程度で、葉もクヌギの葉より丸いのが特徴です。ナラは最も高く35メートルにもなる木で、オーク材という家具の材料としても有名ですね。艶のない大き目の葉と、ドングリが特徴です。意識して見れば、明らかに違う木なので分かるはずですよ。

名前や特徴を言われても、よほど気に詳しい方でないと違いも分かり辛いでしょうから、そんな木があるんだな程度でも覚えておいて頂ければ幸いです。ただ、クワガタ捕りを繰り返すうちに自ずと覚えていく可能性は高いですよ。今は、クワガタが好む木がある!程度に覚えておいて下さい。

それらの木から樹液が染み出していることがあり、クワガタの成虫はそれを夜摂取している場合が多いです。それを狙って捕るというのが一般的な方法ですね。

クワガタは夜行性ですので、夜に樹液が集まる場所を探せればベストなのですが、森などでは特に危ないですのでお勧め度は低いと言わざるを得ません。

また、昼間に木を蹴ったりゆすったりで無理やりクワガタや虫を落とすという方法もありますが、木にやさしくないのであまりオススメはできません…。やはり、早朝などに探すのが一番と言えそうです。

また、バナナ、焼酎、酢を発酵させたものをストッキングなどで木に巻きつけておきますと、数日後にクワガタが集まるという仕掛けもあります。興味があれば試してみるのも良いですね。

更に幼虫などは朽ち木や腐葉土にいる場合もありますので、成虫を見かけたら木の付近を探してみると良いでしょう。但し、ムカデなどには十分ご注意ください!手袋やスコップがあれば良いですね。

捕りに行く場合は十分に安全を確認して行っておきたい所です。山へ行く場合はハチやヘビなどには十分注意し、虫よけ対策も考えて長袖着用が無難です。

このようにクヌギ、コナラ、ナラといった木が生えている場所なら、どこでもクワガタが見つかる可能性があります!実は東京などでも木のある公園なら見つけることも可能です。必要なのは根気、と言えそうですね。

さあ、あなたも外へ出かけて、実際にクワガタ捕りにチャレンジしてみませんか?宝探しをしているような楽しさもありますし、外を歩き回って健康にもなれる利点もあります。以外とハマるかも知れませんよ。

これさえ守れば大丈夫!クワガタを飼う時に気を付ける3つのこと

クワガタは、特に夏になればペットショップや大型のスーパーなどでも見かけることができる人気の昆虫です。ですが飼育する際には、どんなことを気をつければいいの?と言う点は気になりますよね…。

この記事では、そんなあなたの役に立つ、3つのポイントを解説していきます!これさえ覚えておけば、もうクワガタ飼育はバッチリ!?

まずは環境。やはり住んでいる場所にできるだけ近い環境を用意することが一番です。具体的には木と土ですね。最近では土に相当するものを、昆虫マットとの名称で売られている場合が殆どです。

土は飼育ケースにまんべんなく広げましょう。クワガタが潜ったり、ケース内の湿度を保つためにも重要です。また、ダニやコバエが発生する可能性もありますので、その際は必要以上に加湿しないように注意したり、一度土を入れ替えて天日干しをすると良いでしょう。ケースを洗い直すのも有効です。

地味ですが気をつけたいことは木。クワガタは活発に動いて転ぶことが時々起りえます。その際に自力で起きなければいけないのですが、平らな地面ですと起き上がれなくなってしまいます。

そこで足掛かりとなる木を置いておけば、クワガタも無事起きることができるというわけです。ですので、飼育ケース内には小さな木を幾つか置いておくのが良いですね。

次に温度。クワガタにとってベストな温度は、クワガタの種類によって異なります。国内に限定して言えば、ミヤマクワガタやアカアシクワガタは16~25度が最も良いとされていますし、それ以外は23~30度が一番のようです。

海外のクワガタの場合、やはり住んでいる環境と同等の温度が一番ですので、購入する前にお店の方に効いてみるのを忘れてはいけません。(海外のクワガタですと購入して入手が殆どでしょうから…)

最後にエサです。キュウリやスイカなどを与えるイメージも少なからずありますが、実はこれ、水分が多すぎてクワガタのお腹をこわしてしまう可能性もあるので良くない選択です。

比較的水分の少な目なバナナや、専門店で入手できる専用のゼリーが良いでしょう。もし入手できるようでしたら、専用ゼリーが一番ですね。ただ、安価すぎるものは防腐剤が入っていたり、単に糖分を固めただけのものもありますので、内容を確認した上での購入をおすすめします。

いかがでしたでしょうか。環境、温度、エサ。極論ですが、ただ飼うだけでしたら適当にエサを上げておけば大丈夫です。ですが、いつまでも健康に長生きしてもらいたいと考えますよね。生き物を飼うんですから敬意を払って付き合いたいものです。

あなたも、正しい飼い方をしてクワガタと楽しく暮らして頂ければ幸いです。愛情を持って育てれば、毎日が楽しくなってくることは保証しますよ!

日本だけでもこんなに沢山!国内のクワガタを紹介します

昆虫といえば、カブトムシと人気を二分するクワガタ。オオクワガタやコクワガタなど聞いた事があるかも知れませんが、実は細かく分けるともっと沢山の種類があることはご存じでしょうか?

大きな区分けとしての「属」は13通り。その13通りに分類されるクワガタは39種にもなります。また、似ているけど少し違う「亜種」は51種類も存在しますので、この種と亜種を足せば90種ものクワガタが日本だけに存在することになります!

しかも、まだまだ新種が発見される可能性もあるというから驚きですね。こうして考えると、かなり沢山の種類クワガタがいることが分かります。以下、特に有名なクワガタ5種を紹介いたします。

一番大きいクワガタと言えば、オオクワガタですね。見た目に反して比較的温厚で、成虫は朽ち木の中などで越冬して何年も生きることがあります。性格が温厚なので飼育に適していますが、自然界ではその性格のせいであまり表に出てこなく、見つけるのが困難です。その為、黒いダイヤと呼ばれていた時期も…。

ノコギリクワガタは、角の部分に文字通りノコギリの刃のような突起がついているのが特徴です。個体数が多いので、野生でも捕まえるのが比較的簡単です。赤褐色な個体がいるのも特徴ですね。

ミヤマクワガタは語源が「深山」だけあって、深い山のような涼しい場所に多く見かけることができるクワガタです。多くのクワガタが夜行性ですが、ミヤマクワガタは昼型なので散歩して偶然見かける頻度は高めかも知れませんね。

コクワガタも名前が示す通り、小さ目のクワガタです。体長はオスで最大50mm前後、メスだと30mm前後です。最も多く分布すると思われるクワガタで、採取に行くとノコギリクワガタ同様殆どの場合お目にかかれる程のクワガタです。

ヒラタクワガタも、やはり名が体を表すタイプです。平たい体が特徴で、日本の温かい地域に生息しています。北海道には生息していませんが、実は台湾や東南アジアにいるのも少しびっくりですね。より暖かい地域の方が大型が多く、関東では50~60mmが平均的ですが、九州では70mmクラスがいることも!

まだまだ紹介は足りませんが、日本に住む一部のクワガタでも、こんなに特徴があるのがご理解いただけたでしょうか。もしあなたがクワガタに興味があるようでしたら、先ほど説明したクワガタに触れてみるのはいかがでしょうか。似ているけれど性格も色々違う、そんなところもクワガタの魅力ですよ!

世界のクワガタあれこれ。あなたはどれだけ知っている?

日本でクワガタは何種類いると思いますか?実は90種近くおり、今も新種が発見されているというから驚きですね。一方で世界のクワガタとなると、種類は大きく跳ね上がって約1200種類!一体どんなクワガタが世界にいるのでしょうか。気になるクワガタたちをピックアップして紹介してみます。

世界最大と言われているのが「ギラファノコギリクワガタ」です。その体長は、なんと120mm!スマホぐらいの大きさをイメージすれば近いでしょうか。かなり大型であることが分かりますね。ちなみに名前にあるギラファはキリンを意味する言葉で、大きなアゴから連想された名前であることが推測されます。

逆に最少が「マダラクワガタ」。こちらは成虫で5mmですから、1円玉の半分程度の大きさですね…。実はマダラクワガタ、日本に生息しており、標高の高い場所で見かけられます。小さすぎるのと個体数が少ないことから、見つけられればラッキーというレアなクワガタですね。

レアなクワガタなら、インド北東部に棲む「ウエストウッドオオシカクワガタ」でしょう。オオシカクワガタ属はこれ1種のみで、住む場所も標高1500mm以上、個体数も少ないため、日本ではめったにお目にかかれません。「オオシカ」の名が示すとおり、シカの角に似た立派なアゴが特徴的です。

また、見た目の美しさで言えばインドネシアに生息する「メタリフェルホソアカクワガタ」は外せません。光沢のある体は個体によっては金や緑っぽいメタル調のものが存在するのも特徴です。身長と同じ位のアゴを持つことでも知られています。また、飼育が容易なことから広く普及しているのも特徴です。

光沢のある体と言えば、オセアニア(オーストラリア付近)の「ニジイロクワガタ」も特徴的です。文字通り虹色に輝くクワガタで、世界一美しいクワガタとも言われています。形を取るならメタリフェルホソアカクワガタ、色を取るならニジイロクワガタといったところでしょうか。どちらも美しいクワガタですね。

最後に世界最強との噂が高いのが「パラワンオオヒラタ」と「スマトラオオヒラタ」!日本でも見かけるヒラタクワガタの亜種ですが、どちらもアゴの力や獰猛性、殻の硬さなどが非常に高く、カブトムシさえ圧倒するとも言われています。

パラワンオオヒラタは大きさで勝り、スマトラオオヒラタは重量で勝るといったところでしょうか。どちらが強いかは意見が分かれるところですが、それはどちらも最強になり得るという証拠とも言えますね。

いかがでしたでしょうか。世界にはこんなに特徴的なクワガタが沢山存在します!あなた好みのクワガタはいましたか?専門店へ行けば海外のクワガタも見たり入手したりできる場合がありますので、実際にチェックしてみるのも面白いですね。